こんにちは、どりどりです。
このブログでは、英語を独学でスラスラ話せるようになるためのノウハウを解説しています。
今日は【ビジネスでよく使う表現シリーズ2】です。
・お願いそのもの
・「お願いがあるのですが」と話しかける
・「〜してくれますか?」と依頼する
・お願いしましたよと客観的に伝える
一言でお願いする表現といっても、いろんな場面があります。これらを皆さんならどのように表現しますか?いくつ表現が浮かびますか?
英語は同じ表現をくり返し使うのをダサい・かっこわるいとみなす言語なので、たくさん表現の引き出しを持っておくと、とても有利です!
色々表現の仕方はありますが、私が普段よく見たり使ったりするのはこちらです。
①お願いという名詞
・request
②お願いがあって相手に話しかける時には(ビジネス)
・Would you do me a favor?
・May I ask you a favor?
・I have something to ask you.
・I’m sorry to bother you.
③いざお願いをする時には(ビジネス)
・Could you kindly do ~?
・I would appreciate if you could do~
・I was wondering if you could do~
・Would you mind doing~?
④いざお願いをする時には(カジュアル)
・Can/Will you do~?
⑤お願いすることを客観的に説明するには
・I ask someone to do~
仕事でも日常でもお願いすることは茶飯事なので、たくさん言えるようにしましょう。
しかし、いきなりこんなに無理!という人は赤字表現だけ先に覚えましょう。(使用頻度が高い・汎用性が高いです)
では、実際の使い方をニュアンスも含めて見ていきましょう。
①お願い(名詞)
お願いという名詞で使いたい時は、requestが一番よく使います。
例えば、仕事でお願いメールを送るときに、件名に<依頼>というように表示したい時は
Request for Estimate
見積もり依頼の件
などと表現します。
②お願いがあって相手に話しかける時には(ビジネス)

ビジネスの場や近しい間柄でない人に、いきなりお願いするのは失礼なので、「お願いがあるのですがいいですか」と先に伝えることがほとんどです。
Would you do me a favor?
May I ask you a favor?
お願いがあるのですがよろしいでしょうか。
favorには(善意からくる)親切な行為という意味があります。それをしてくれますか、お願いしてもいいですか、という意味ですね。
カジュアルな場面だと直接お願いしたいことを言うことの方が多いのであえて項目には書かなかったですが、”Do me a favor.”とwould you をつけない形で話されることもわりとあります。
I have something to ask you.
お願いしたいことがあるのですが。
I’m sorry to bother you.
(お忙しいところ邪魔をして)すみません。
仕事で海外の人とチャットする時などは、これらの方がよく使われている印象があります。
somethingという単語が、依頼という意味のaskよりも先にきていたり、依頼という意味の言葉が直接入っていなかったりします。
それにより、いきなり感のない、より自然な流れで使える表現ですね。
③いざお願いをする時には(ビジネス)

さあ、いよいよ依頼します。
Could you (kindly) send me the document we’ve just talked about?
今話してた書類を私に送ってくれませんか?
こちらはどんな依頼でも使える、一番汎用性が高い表現なので必ずマスターしましょう。
kindly(親切にも)はあってもなくても問題ないですが、メールなどで丁寧に依頼したい時はつけています。
I would appreciate if you could reply me by 3PM tomorrow.
明日の3時までに返信していただけるとありがたいです。
こちらは「〜してくれたら」と仮定で表現しているので、相手ができない場合も考えてより丁寧に依頼する表現です。実際のビジネスメールなどでは自分を主語にせずに、
It would be appreciated if you could do~ などとItを主語にするものもよく使われています。
I was wondering if you could revise the document as soon as possible.
できるだけ早くに書類を修正いただけないかと思った次第です。
こちらも海外ドラマや映画のビジネスシーンでもよく使われています。wonderで「〜かなと(ボワッと)思う」という意味があります。
Would you mind taking care of this? ーNo, I’ll do it.
これを任せてもいいでしょうか? ーいいですよ、やります。
mind doing somethingで「何かするのを気にする、嫌だと思う」という意味があるので、「〜するのは嫌だと思いませんか?」というような直訳になります。とても婉曲ですね。
返事はちょっと注意が必要ですね。YesだとYes, I mind it.「嫌だと思います」ということになります。
●参考
このmindの表現は、「〜してもいい?」と聞くときの方がよく使われるイメージです。一緒におさえましょう。
Would you mind if I grab your pen?(ペン借りてもいい?)
自分でやっちゃおうと思ってるけど気にしないか、というニュアンスです。
④いざお願いをする時には(カジュアル)

これまで主に距離感のある人に対する依頼表現を紹介してきました。
友達やある程度知っている人には以下の表現で十分です。
Can / Will you pass me the salt?
そこのお塩とってくれない?
これだけです。
丁寧に言う時は気を遣うので、様々な言い回しをしますが、こちらは単純です。
必ずマスターしましょう。
⑤お願いすることを客観的に説明するには

最後です。これは意外とよく使います。
I asked him to bring the file here yesterday but now I can’t find it.
昨日彼にここにファイルを持ってきてってお願いしたんだけど、ないわね。
自分や他の誰かがお願いしたことを、客観的に誰かに説明することはわりと多いです。
ask someoneで誰かにお願いする、to do somethingで何(動作)をお願いしたのかを述べる表現です。
お願いする一連の表現を知り、会話で活かそう
この記事では、お願いする前の一言から、お願いする表現、それを客観的に伝える表現について紹介しました。これらをマスターするためには、実際に会話で使うのが一番効率的です。
ぜひ学んだ表現を使う時間を増やして、学びを最大化させてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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