シャドーイングができない理由と対処法【結果を出す3ステップ】

勉強法・やり方

こんにちは、どりどりです。

このブログでは、英語を独学でスラスラ話せるようになるためのノウハウを解説しています。

迷えるどり
迷えるどり

英語を話せるようになるには、シャドーイングがいいって聞いてんけど、めっちゃ難しくて挫折しかけてる・・・どうしたらいい?

この記事では、以上のようなシャドーイングを始めてみたものの難しくてうまくいかず悩んでいる方の疑問に答えます。

●この記事の内容
・シャドーイングが難しい理由
・無理せず効果を上げる勉強法3ステップとその理由

当ブログの運営人であるどりどりは、TOEIC600点代からスタートし、楽しみながら英語学習をするうちに825点を取得し、留学・機関の海外インターンを経た後現在は仕事で英語を使うに至るほど英語力を伸ばしてきました。

この記事を読めば、シャドーイングが難しくて英語学習を挫折するということなく、ステップを踏んで取り組めるので、英語力を大きく伸ばすことができます。

3分で読めますので、ぜひ最後までご覧ください。

シャドーイングが難しい理由

シャドーイングは、聴こえた音をそのまま真似をして発声し、追いかけることです。

非常に効果の高い学習方法なのですが、英語学習者にとっては負荷が大きいため、「難しくてついていけない」「できるようにならない自分にイライラする」などと感じることも多いです。

問題を解決するためには、まず問題の原因を知るところから始めましょう。

シャドーイングが難しい理由について、まずは解説していきます。

リスニングとスピーキングの両方を同時に求められるから

シャドーイングが難しい最大の理由は、リスニングとスピーキングの両方を、高いレベルで同時に求められるからです。

具体的に言うと、

1 発話者が何を言っているのか一言一句聴きとる
2 内容を理解し、発話者と同じ発音やイントネーションで発声する
3 発話者と同じスピードで発声する

上記の3つをクリアする必要があります。

能力として3つをクリアするだけでなく、それらを同時にクリアする必要があります。

しかしながら、上記を同時にクリアできる人は、すでに英語をスラスラ話せる人になるのではないでしょうか。学習者が難しいと感じるのは当然のことです。

以上、シャドーイングが難しいと感じる原因についてお話しました。

シャドーイングがうまくできない時の対処法

では、シャドーイングがうまくできない場合の対処法を解説していきます。

3ステップに分けて学習する

シャドーイングができるようになるためには、ステップを分けて学習するのがベストです。

ステップを重ねることで、シャドーイングに必要なスキルを集中して育てることができます。

具体的には、

ディクテーション → リピーティング → シャドーイング

のステップで勉強するのがおすすめです。

迷えるどり
迷えるどり

いや、ちょっと待って。シャドーイングの突破法だけ教えてくれたらええねん。

という方もおられると思いますが、ステップに分けて取組んだ方が、結果的に最初からシャドーイングをし続けるよりも成果が出ます

その理由について詳しく見ていきましょう。

3ステップに分けるべき理由

必要な力を集中して段階的に身につけられるから

冒頭でお話しした通り、シャドーイングは複数の能力が同時に求められるため、難しいです。
難しい問題にぶつかった時に、難しいまま何度も体当たりしてもけがは増えますが、状況はあまり変わらないですよね。

乗り越えるためには、必要な能力をひとつずつクリアするのが地道に見えて近道です。

シャドーイングに必要な力は

1 発話者が何を言っているのか一言一句聴きとる
2 内容を理解し、発話者と同じ発音やイントネーションで発声する
3 発話者と同じスピードで発声する

を同時にこなすことでした。
これらの力は、先ほど提案した3ステップと結びついています。

1 ディクテーションで一言一句を聴き、ノートに書き取る
2 リピーティングで一言一句聴きとって理解し、聴き取った音を発声する
3 シャドーイングで聴きとった音を、同じスピードで追いかけて発声する

それぞれの能力が育っていけば、それらを同時に発揮するときの負荷も軽減できます。
よってそれぞれの能力を開発することに集中するアプローチがとても効果的です。


とは言っても、これら3ステップは全て延長線上にあります。
取り組み方が違うだけで、取り組むことはそこまで大きく変わりませんので安心してくださいね。

3ステップの勉強法

それでは、具体的な3ステップについて解説します。

①ディクテーションをくり返す

ステップ1のディクテーションについてはこちらをご覧ください。
>ディクテーションのやり方【効果的な7ステップ】

ディクテーションをくり返していると、構成力が上がり、正しい発音もインプットされ、ボキャブラリーも増えるので、結果として聴き取れる部分が増え、聴き取れる文章が長くなります

これが次のステップのリピーティングに進む合図になります。

②リピーティングをくり返す

ステップ2のリピーティングについては、こちらにコツをまとめています。
>リピーティングが難しくてできない時の解決法【経験談】

リピーティングをすることで、そらで文章を構成する力や、自分で正しく発音する力を身につけることができます。

ある程度自分のスピードでなら文章を再現できるようになってきたら、ステップ3に進んでください。

③シャドーイングをくり返す

お待たせしました、シャドーイングの出番です。

ステップ1,2で使ってきた教材を使って、同じ発音・同じスピードで発話者の英語を追いかけるようにしてください。

このステップを踏めば、最初は全くできなかったシャドーイングも、かなりできるようになっているはずです。

●やり方のポイント
最初はチャンク(意味のかたまり)や1文のシャドーイングで大丈夫です。
慣れてきたら会話や1パッセージなど長めのシャドーイングに取り組んでいきましょう。

やっていく中で意識したいポイントとしては、

・自分の発音と発話者の発音の違い
・発話者と同じスピードで発声するのに、どこでつまづくか
・自分が戸惑う・出しにくい音は何か

などが挙げられます。
シャドーイングではスピードと音により注力して取り組んでいくようにしましょう。

以上が、シャドーイングがうまくできるようになるための3ステップでした。

シャドーイングに慣れてきたら

この記事の方法で、シャドーイングに慣れてきたら、英語をスラスラ話せる土台はかなりできあがっているかと思います。

実際に英語を使うアウトプットの場面を増やすと、相乗効果があります。

なかなか日頃話す機会がないという人は、オンライン英会話などで自ら機会を作っていくのがおすすめです。

ステップを踏んで英語力を伸ばしていこう

この記事では、シャドーイングがうまくできないと感じている方に向けて、その原因と対処法について解説しました。

初めはできない自分にイライラしたり、勉強をやめたくなったりすると思います。
しかし、できないこともステップに分けて取り組めば、少しずつでも必ず効果は出ます。

一喜一憂しすぎずに淡々と取り組んでいきましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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