こんにちは、どりどりです。
このブログでは、英語を独学でスラスラ話せるようになるためのノウハウを解説しています。

英語の文法勉強するの、中学生の時から嫌やったんよな・・
英語話せるようになるのに、文法っている?どれくらいやればいいの?
以上のような人に向けて、英語を話せるようになるのに文法が必要なのか、何をどれくらい勉強すればよいのかを解説します。
●この記事の内容
・英会話に文法の勉強が必要かどうか
・英語を話せるようになるのに、文法の何をどこまで勉強すればいいか
当ブログの運営人であるどりどりは、TOEIC600点代からスタートし、楽しみながら英語学習をつづけ825点を取得し、留学・機関の海外インターンを経た後現在は仕事で英語を使うに至るほど英語力を伸ばしてきました。
この記事を読めば、英語の文法を勉強するのが苦手・抵抗を感じている方も、頭を悩ますことなく最重要箇所に的を絞って学習を進めていくことができます。
3分で読めますので、ぜひ最後までご覧ください。
英会話に文法の勉強はどこまで必要か

結論から言うと、英会話にも文法学習は必要です。
しかし、どのレベルを目指すかにもよりますが、英語を話すという意味では中学英語レベルで問題ないです。
文法学習といってもそれほど構えなくて大丈夫です。最重要項目だけを押さえて、残りは後から押さえていく、というスタイルでいきましょう。
中学生の時の英語学習は、文法書を第一章から順に勉強するやり方だった方も多いと思います。これだと途中で挫折して、そこから諦めモードになってしまう、というケースもあると思います。
本当に重要な項目だけ先に押さえる
→効率的に学べる / コアを把握した安心感で学習を進められる
英会話に最重要の文法項目3つ

それでは、英会話のために本当に重要な項目について、経験から解説します。
ここから紹介する3項目は超・重要です。
①文型
英会話において、文型の理解は超重要です。
なぜなら、自分が英語を話す時に単語を組み立てますが、使う動詞で組み立て方が決まるからです。
その組み立て方が文の形(文型)というわけですね。
ポイント:どの動詞がどの文型を取るか、会話の中で学ぶ
教科書では、第一文型から第五文型までと、そのサンプルが紹介されていると思います。ですので教科書で意識せずに学習していると

ふむふむ、5つ文型があるんだな〜(例文を読んで)、理解した!
で終わってしまうこともあると思います。
実際には、どの動詞がどの文型をとるのか、マスターしている必要があります。
該当する文型をリストアップしている教科書も多いですが、それを見て覚えるだけでなく、英語をたくさん聴いて、よく出てくる動詞がどの文型を持つのか意識して学ぶのがベストです。
②時制
英会話では、時制も極めて重要な項目です。
理由は日本語で考えてみると分かりやすいです。
・来週人と会う。
・今人と会っている。
・昨日人と会った。
時間軸を間違えると、伝えたい情報がぜんぜん正しく伝わりませんよね。
ポイント:ニュアンスを掴んで理解しながら学ぶ
時制を学習する時に重要なのは、ニュアンスを掴んで理解することです。
基本的に文法の教科書に書いてある、難しい文法での名称は不要です。(現在完了進行形、など)
それよりも会話からニュアンスを想起することの方がとても大切です。
なぜならば、
文法書:時制のくくりがあって、表現がある
実際の会話:表現したいニュアンスがあって、適切な時制を使う
というように、実際の会話ではニュアンスや表現が先行するからです。

確かに、英語を話してて、今から話すことは現在完了形で・・なんて考えへんな。
例えば、「最近俺たち付き合い始めてさ」と言いたかったとします。あなたなら英語でどう表現しますか?
**
**
こんな感じです。
We’ve been getting to know each other.
文法の教科書で現在完了進行形という章で出てきて知っていても、ニュアンスからはとっさに出てこなかったりします。
なのでニュアンスを勉強しましょう。
自分が付き合いたての時のことをイメージしてください。

知り合った(過去)が影響して付き合うに至っている(現在完了)わけですが、最近付き合ったところなので、まだまだ知っている最中(現在進行形)なわけです。
この状態を、have(has)+完了形be動詞(been)+進行形動詞(-ing)で表現するんだな、と理解します。
このような、
表現のイメージ・ニュアンス→適切な時制で表現する
というトレーニングを、時制を学ぶ中で行うととても効果的です。
③構文
よく使われる構文をマスターすると、英会話力はかなり伸びます。
そもそも構文とは、文を作るためにどう単語を並べるのかの規則のことです。
①の文型と同じ意味で「構文」と言われることも多いです。
ここで言う構文は、文型より具体的な単語の使い方(言い回し)という意味です。
例えば、
It’s big enough to hide what he robbed.
奴が盗んだのを隠すのに十分な場所だ。
こちらは、文型としてはItが主語、’sが動詞、enoughが補語のS V C文型ですが、構文としては、(形容詞)+enough to do something (何かするのに十分)と認識できます。
①の文型で、基本の文構成をしっかりと押さえたら、③で構文を学んで、よく使う言い回しを勉強していくイメージです。構文をしっかり学んでいると、英会話力はかなり向上します。
以上が、英会話に重要な文法項目3つでした。
最重要の文法項目を学んだら

最重要項目の中でも、特に③構文については、終わりはありません。
①文型と②時制を勉強し終えて、ある程度③構文を勉強したら、完璧を目指さずにどんどん次のステップにいきましょう。
文法はあくまで学習の基礎です。最重要の基礎を押さえたら、英語のインプットとアウトプットを交互に繰り返すようにしましょう。
インプットでおすすめは、ディクテーションです。
やり方についてはこちらをご覧ください。
>ディクテーションのやり方【効果的な7ステップ】
アウトプットでおすすめは、やはりスピーキングになります。最近はオンライン英会話なども安価で利用できるので、私も使っていますがおすすめです。
英文法は優先順位をつけて、重要項目中心に学ぼう
この記事では、英語を話す上で必要な文法について解説しました。
英語の文法学習は範囲も広く、教科書を読んでも理解できないところがあったりと、つまづきやすいです。その上、文法を勉強しても実際の会話となると活かせないというケースも多いです。
最重要の3項目だけ先にしっかりと押さえて、実際に英会話で使う頻度の高いものから、使う時の視点でマスターしていくと、効率的に学ぶことができます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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